「猫の診察室」 その2
猫の武器は「歯」に「爪」が加わり、柔軟性と瞬発力と垂直跳躍力・・・そうです「壁を走る猫」になるんです
猫ちゃんも飼い主様もスタッフも、怪我なく無事に診察や処置を行うために、当院は 待合室と診察室は犬猫完全分離にしたのです。そして、診察室で心がけている事は、
●猫ちゃんを診察する前に飼い主様と十分に問診をします。(猫ちゃんは短時間しか我慢できません。お気に入りのキャリーでのんびり待っていてもらいましょう)
●キャリーからは飼い主様から出してもらう(飼い主より獣医師や看護士を好きな猫はいません!)
●私達は猫を直視したり、「可愛い~!」なんて大きな声で挨拶しません。(嫌いなわけじゃないんですよ!)
●飼い主様にリラックスしてもらう会話(飼い主様の緊張は敏感に猫ちゃんに伝わるのです!)
「猫の診察室」 その1
当院は犬と猫の待合室と診察室が完全に分離しています。
猫は犬よりも恐怖や不安、音や臭い、直視されることにも敏感です。そして、その恐怖や不安から可能なら「逃げたい、隠れたい」といった行動を選択します。(キャリーから出てこない、診察室の隅に隠れる猫ちゃんですね)
しかしそれが叶わない時、猫は「攻撃」こそが不安や恐怖から逃げる一番の方法と認識し、強い拘束はますます恐怖心を煽りその結果、飼い主様も見たことのない凶暴猫に豹変!! 診察どころではなくなってしまいます。
狂犬病の集合注射が始まりました
4月になると狂犬病の集合注射が始まります。全国津々浦々(笑)、役所の車と伴に伺います。
今日は私の担当日でした。4月と言うのに、朝から寒い雨 わんちゃんも飼い主さんも、本当にご苦労様でした。いつも思うことは、さすが日本人・・・どんなに悪天候でも、どんなに混雑していても、きちんと列を作って並んで待っていてくれます。おかげで、今日も事故も怪我もなく無事に終了できました。
結構、疲れるんです若いときは、全然平気だったんですがね
今年もよろしくお願いいたします!
2013年も穏やかに迎える事ができました。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
新年早々、歯のトラブルを抱えたわんちゃんが続いています。歯石除去、抜歯の処置が連日です。
デンタルケアのおすすめをもっと頑張らなくてはならないのでしょうが、相当に付着してしまった歯石は全身麻酔下での処置しか方法はありません。
最近は、ペットの高齢化で生涯に何度かの歯石除去術をやることになります。しかし、当然老齢による身体へのリスクは大きくなるばかりです。
歯石除去後、いかにその状態を維持していくかが肝心なのです・・・
デンタルケア用品も、生活習慣やペットの性格、興味などに合わせて選んであげることも長続きするコツです!
是非、ご相談ください!!
ガムは食べても大丈夫?
いつも元気いっぱいのM.ダックスのRちゃんが、禁煙頑張り中のお父さんのガムの噛みクズを「尋常じゃないほど」食べちゃったんです。聞いてみると、20~30個の噛みクズをいたずらして食べちゃったらしいのです。でも、お父さん曰く「いたずらしただけで、食べてないかも・・・」と、バツが悪いのかな?心配するお母さんに比べるとちょっとトーンダウン
ちなみに、ガムを飲み込んだら「チョコを食べればいい」と聞いたことがあります。それは、ガムベース(噛んだ後に口に残る部分)は脂溶性なので、ガムとチョコを一緒に食べるとドロドロに溶けるそうです。
でも実は、そんなことしなくても、ちゃ~んと胃で消化されるし、ウンチから排泄もされるんです
Rちゃんの場合、安全な薬を使ってできるだけ胃の中のガムを排出させて(お母さん的に、本当に食べてるか確認したかったので)、あとは自然に出てくるのを待ちました 数日かけて無事に出てきたそうで安心しました。
ただ、その4日後・・・覚えたガムの味がよほど美味しかったのか! 今度は「ボトルに入った(噛みクズでない)ガムを20個くらい食べました!自分で蓋を開けたんです!」やれやれ、Rちゃんやらかしてくれるね(`・ω・´)
こうなれば、お父さん!
早く禁煙成功してくださ~い(^O^)!
晩秋ですね
「ハロウィン」なんて子供の頃には知らなかったイベント(^O^)
かぼちゃやオレンジカラーで院内もデコられてました。
翌日にはもうすでに「クリスマスデコ」になってました
スタッフのみんな・・・もう少しゆっくり年をとらせてよ(´;ω;`)
少し秋めいて・・・
彼岸花の盛りが過ぎたら、朝晩めっきり涼しくなりました。
待合室には「黒稲」が軽~く頭を垂れています。これからは、どんどん秋めいてくるのでしょうね。個人的には、生まれた季節なので四季の中では一番好きです。
昨夜は楽しい仲間たちと美酒美食の定例会。この時期の脂ののった鱧と松茸の土瓶蒸し・・・秋が一番です~
そういえば、落ち鮎の話もしてたな・・・
梅雨
我が家の裏庭には大きな紫陽花が今を盛りに咲いています。大輪の白い紫陽花です。
梅雨とはいうものの、日中は真夏日もあったりでわんちゃんの「熱中症」には十分ご注意くださいね。初期症状は、食欲低下・元気がない・下痢・嘔吐といった症状です。うっかり、見過ごしてしまうと、脱水症状が進行していきます。車の中のお留守番や、エアコンなしの室内、日中の散歩だけに危険が潜んでいるのではありません。ご注意を!!
春うらら
気がつくと、春うらら 桜の便りももうすぐ聞かれるようになりますね。
やはりこの冬の寒さが厳しかったのか、季節の変わり目だったのか…長い間お世話してきたわんちゃん・猫ちゃんとのお別れも多かったような気がします。とは言えみんな長生きさんで、あと1ヶ月で20歳を迎えるはずの猫ちゃんもいましたよ。
今年もよろしくお願いいたします!
今年も診療初めから、緊急の手術となりました 無事に元気に退院していくご家族の後姿を見て、今年も頑張らなきゃと・・・
今年も、スタッフ一同「一つ一つの症例を着実に、誠実」に診断・治療していこうと思います。
ご家族の皆様とのコミュニケーションは、なくてはならない「大切な処方箋」と考えています。こんなこと、つまらないことと思わずに、獣医師やスタッフにお知らせくださいね。
今年の目標の1つ・・・ホームページをもう少し充実させますね院内の設備や・新しい機器も紹介できたらと思います。