処方食
動物病院においてあるペットフードをよくご覧になったことがありますか?動物病院には健康なわんちゃんネコちゃんも来院されるので、処方食(療法食、治療食ともいいます)には「今はまだ関係ないわ・・・」という飼い主様もいらっしゃいますよね。
我が家には生後1ヶ月半頃に交通事故にあい、骨盤骨折、大腿骨骨折したオスの猫がいます。残念なことに後肢は切断せざるを得なかったのですが、順調に育ってくれました。しかし、骨盤が狭くなり便秘になるという後遺障害に苦しむようになりました。再び骨盤の手術をしたのですが、育ち盛り食べ盛りの食欲の割には、狭くなった骨盤腔のため一日何度も排便し、一回の便の量は少なくて苦しそうでした。
そんな時、新しい処方食が発売され「これだ!」と早速食べさせました・・・翌日、なんと素敵なウンチくん ふんわりとつるんっと軟らかい うらやましいくらいのウンチくん お味も気に入ったようで、美味しく食べて悩みも解消。食べてるだけで生活の質が良好になったわけです。「たかがフード、されどフード」 獣医師の私が何を今更とお思いでしょうが、身をもって?実感したこの効果!
待合室には 減量、心臓病、腎臓病、皮膚病、関節疾患、脳の老化予防、尿結石を溶かした り歯石がつきにくい食事etc 多くの処方食が並んでいます。一度ゆっくりご覧になって見てください お試しになりたい時は遠慮なくご相談ください。サンプルもご用意しています